所在地 秩父郡小鹿野町飯田2211
ご詠歌:み山路をかきわけ尋ね行きみれば 鷲のいわやにひびく滝津瀬
本 尊:聖観世音菩薩
石で彫られた大きな仁王像が祀られた山門をくぐり、石段を 300ほど登った先が観音堂で
す。 山門先の丁石は二十一丁目、石段最上部付近は廿五丁目でした。
1丁を 109mとして 436m登ったことになりますが、石段の左右には俳句を刻んだ石碑が
建てられており、楽しみながら登れます。
観音堂は「鷲の窟」と呼ばれる大きな岩壁に囲まれるように建っており、左手の岩壁からは
水量はとても少ないが「聖浄の滝」と呼ばれる滝が落ちています。
その滝の左側岩壁には県内唯一の磨崖仏「鷲の窟磨崖仏」の小さな姿が沢山あります。
また、観音堂手前左の山腹には西奥の院、右奧の山腹には東奥の院があり、数え切れぬ
ほどの石仏が立ち並んでいます。
西奥の院は、急な斜面を鎖を頼りに登ったり、鉄梯子を登り胎内くぐりが楽しめましたが現
在は崩落の危険があり立ち入り禁止でした。
東奥の院から、西奥の院・聖浄の滝・寺院の展望が素晴らしいです。
帰り道、少し下ると左右の山肌全面が水子地蔵!!です。 そこの大きな駐車場を備えた
土産物店兼茶店で食べた、油で揚げたような蕎麦掻きの味が忘れられない。
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